診療所という「お堅い医療」とは異なるイメージなので、「風と虹」はフォントを変えてみました。おうちは診療所を表しています。診療所から流れ出す風と虹を融合した軟らかいラインを配しました。
おうちの中のPGDは、
palliative medicine=緩和医療
grief care=悲嘆ケア
death education=死への準備教育
の頭文字です。
正式な定義は検索していただくとして、私なりの理解を言葉にしておきます。
- palliative medicine=緩和医療:生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に、よりよい生活を送り、よりよい人生を生きるお手伝いをする医療です。そして、この医療の中ではケアが重要なポイントだと考えています。
- grief care=悲嘆ケア:大切な人を亡くし、大きな悲しみの中にいる方、心身・環境の変化に「しんどさ」を感じる方に対するケアやサポートのことです。大切な人を亡くされた時期は問いません。
- death education=死への準備教育:人間らしい死を迎えるにはどうすべきかに関する教育というのはちょっと哲学的すぎですね。日本では「終活」という言葉が近いイメージだと思います。
この3つが、診療所で提供したいコンセプトです。
4つ葉のクローバーは P、G、D の3つに加えて、something else(何か他のもの) があることを表現しています。4つ目の葉っぱは、今は思いつかないけれど、これから必要となる何かを取り入れていこうという余白です。(緑ですけど・・)
このロゴは大阪のイラストイラストレーター築濱健一さんに作っていただきました。
http://www.chikuhama.com/